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Date: 2016/11/13

第2回 0から始めるAdWordsのオハナシ[Google AdWords]

AdWordsに登録したから「さぁやるぞ!」って管理画面を見たら、
「メニューが多すぎて、どうすれば良いか分からない!」「見ただけで思考回路シャットアウト!」てな感じで断念する方たくさん居てます。
僕もそうでした。

そこで今回は、初見トラップである
GoogleAdWords(アドワーズ)管理画面におけるアカウント構成と構造のオハナシ

AdWordsの登録については前回の記事を参考にしてください。
Google AdWords(アドワーズ)の登録のオハナシ

Google AdWords(アドワーズ)広告のアカウント構成

Google AdWords(アドワーズ)アカウントは、キャンペーン・広告グループ・キーワード・広告の4つで構成され、左から広告の内容が細分化されていきます。

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キャンペーン 1アカウントで最大10,000個作成可能

キャンペーンは、複数の広告グループをグルーピングしており、広告自体の配信管理・設定を行います。

使い方として、
販売する商品や予算の金額、店舗別、地域ターゲティングなど広告掲載の目的に合わせて使い分けます。

管理区分:日予算・スケジューリング(曜日・時間帯)・地域ターゲティング・広告掲載方式の設定・デバイス・対象外キーワード・配信ローテション・入札方法

広告グループ 1キャンペーン内に20,000個作成可能

広告グループは、複数のキーワードと広告文をグルーピングしており、適用されたキーワードに表示する広告文の管理を行います。

使い方として、
広告文・キーワードの登録・管理で使い分けます。

管理区分:広告文・キーワード・対象外キーワード・入札方法

キーワード 1広告グループ内に20,000個(有効・一時停止含む)

宣伝したい商品やサービスに関連する語句です。
インターネットユーザーが広告主の入札(登録)しているキーワードを検索したときに、広告が表示されます。

使い方として、
そのままの意味どおり広告に合わせたキーワードの設定ですが、キーワードの種類、ランディングページごとに検索語句を変えるときなどは、広告グループと一緒にグルーピングすることで管理が楽になります。

管理区分:キーワードマッチタイプ・入札価格・カスタムURL

広告 1広告グループ内に400万個(有効・一時停止含む)

広告は、そのままの意味で検索結果に表示される広告文のことです。
タイトル、説明文、リンク先URL、表示URLから構成されます。

使い方として、
タイトル・広告の訴求内容・ランディングページのABテストなどで使います。

管理区分:配信キャリア・タイトル・説明文・URL

上記のように、Google AdWords(アドワーズ)アカウントは、キャンペーン・広告グループ・キーワード・広告の4つから構成されています。
アカウントの構成が理解できた上で、構造についても理解する必要がありますので、アカウント構造に関することをご説明します。

Googleのアカウント構造に対する考え方

従来のアカウント構造に対する考え方

広告代理店などが主流で行うアカウント構造に対する考え方は、
入札調整がしやすい且つ、狙ったキーワードへ狙った広告文を出すという狙いのもと、アカウント構造を細分化する考えが顕著でした。

分かりやすく言うと、1広告グループに 1キーワード です。

例えば、中古などを扱う家庭用ゲームの販売事業を展開している広告主であれば
「ゲーム 売る(完全一致)」
「ゲーム 売る(部分一致」
「ゲーム 販売(完全一致)」
「ゲーム 販売(部分一致)」
キーワードを、それぞれの広告グループに振り分けて運用するのが主流でした。

上記のアカウント構成のメリットは、
・キーワード単位で広告文を設定できる
・広告グループ単位で、キーワード単位の入札へそのまま反映させることができる
などがあります。

が、
それ以上にデメリットもあります。

特定の検索に対してアカウント内で競合が生じます。
検索「ゲーム 売りたい」に対して、「ゲーム 売る(部分一致)」「ゲーム 販売(部分一致)」が競合し、ユーザーに対して一定の広告文を配信できない。

上記により、
・意図通りの広告配信が出来なくなる、検索と登録キーワードの完全一致率が下がる
・広告グループ単位で正確かつ一定以上の量のデータが溜めることができない(※重要性は別の記事で説明)
・品質スコアの低下に繋がる

そして、最大のデメリットが、

品質スコア低下は、単価の上昇・表示順位の低下につながる
そ し て、
1度下がった品質スコアは、簡単には上がらない!

結果、余計な広告費が発生すること変になります。

現在のアカウント構造に対する考え方

2016年現在の考え方は、
『データを溜めて、いかにデータを生かすか』
という考え方になっています。

Googleでは、アカウント構造に「※hagakure構造」というアプローチを提唱しております。
このアプローチは、Googleプロダクトに共通する発想なのですが、ネット広告の運用をシンプルにすることで、工数を少なくすることに重きをおいております。
運用がシンプルになるがゆえに、深い広告訴求を行うことが可能になります。
その結果、アカウント再構築、自動最適化の導入、インプレッションシェアの最大化、ターゲティングなどの計画 ➝ 実行 ➝ 検証 ➝ 修正のPDCAサイクルをスピーディーに行うことが可能になります。

つまり。。。。
葉隠れ構造は、
サイトディレクトリ構造に沿った、シンプルな形のアカウント構造のことを指します。
トップページ > 大カテゴリページ > 中カテゴリページ > 詳細という、
サイトのディレクトリ、それぞれの階層の役割にあわせて、アカウント構造を対応させ、まずは各ページのデータを取り、効果測定を行いましょうということです。

※hagakure由来
提唱者であるGoogleの米満氏の出身地佐賀で、江戸時代、佐賀の鍋島藩の山本常朝が武士道の在り方を説いた著書に、『葉隠れ』という本があったことから

以上、AdWords内におけるアカウント構成と構造のオハナシでした。

次回は、アカウント構成について深堀りしたオハナシをします。